大学に進学する意味とは
今回は大学に進学する意味があるのか、ということについて書いていきます。
私の見解としては、
「何事も共通するかもしれませんが、人それぞれな気がします。なので一概には意味があるとも無いとも言えません。ただひとつ言えることはお金がかかります。」
となります。
詳しく見ていきます。
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今回NewsPicksさんに挙げられていた記事はこちらです。
https://newspicks.com/news/3941452
タイトルは、
「大学に進学する価値はあるのか?大学生活の3つのメリット」
となっています。
この記事に対する私のコメントです。
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学部などにもよるかもしれませんが、私の場合は大学の講義で得たものを言うことは難しいです。
だからといって、高校のように勉強ばかりしていたら様々なものに触れる機会も無かったと思います。
大学は保険のようなものなので、恩恵を受ける人、受けない人はいるのではないでしょうか。
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Twitterでも大学に進学する意味についてのツイートを見かけますし、教育系の記事でも話に挙がることがあります。
例えば、医者になりたいなどの目的があるのであれば医学部がある大学に進学しなければなりません。
そのように、具体的な将来の為に進学する人もいますが、そうでない人が多いのは事実です。
以前、授業中に教授が
「学歴を得るために大学に来た人は挙手」
というアンケートを行ったところ、大多数が手を挙げました。
これは、多くの人が学歴という証明のようなものを取りに行くことが1番の目的であるということです。
就活では、企業側も学生を簡単に判別する指標として学歴を用います。
難しい言葉ではこれをシグナリング理論と言います。
大半の人はこれを求めて大学に進学をします。
しかし、この事は最近強くなったわけではなく、むしろ30年前なんかはもっと学ぶ意識が低かったとも話を聞きます。
ではその時と何が違うのかと言うと、対費用効果いわゆるコスパが悪くなっています。
大企業に入れば、
「終身雇用、年功序列」
が約束されていました。
終身雇用とは会社にずっといられる事であり、年功序列とは働いている年数や年齢によって収入が上がるというシステムです。
しかし、今では終身雇用も無く、年齢が高い人から退職者を募るようになっています。
当時はそのルートに乗れば十分な恩恵を得られていたわけです。(必ずしも恩恵とは限りませんが)
ただその効果が弱まっている現在では話が変わってきているという話です。
その中でも大卒以上とされているところを志望できるようになるので、選択肢の幅は広げられるかもしれません。
そういった意味での「保険」という面が大きいと思います。
大卒であろうと高卒であろうと、結局は同じ人間な訳なので努力できる人が伸びます。
勉強が苦手でも、他の分野で力を発揮できる人は多いはずです。
学生の間は評価の比重が学力に置かれていますが、学生でなくなれば学力は評価されにくくなります。
自分に出来ることや得意なことを活かすために、大学への進学は必要なのか、必要でないのかを考えることが大切です。
今回は大学進学の意味についてあまり良いイメージな事を書きませんでしたが、人によっては交遊関係が広がるなどの良いことがあるのかもしれません。
様々な情報に触れ、しかし安易に流されないという心構えをしておきましょう。