相手の立場になって考えるには
今回は「相手の立場で物事を考える」ということについて書いていきます。
私の考えでは、
「相手の立場で考えられるようになると、行動や言動などを推測することが出来るようになる。身につけておきたい能力の1つである。」
となります。
細かく見ていきます。
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「相手の気持ちを考えて発言しなさい」
このように言われたことは誰にでもあるのではないでしょうか。
小学校などで人に嫌なことを言って、そのあとに怒られた時に言われると思います。
人の気持ちを考える、というのは相手の立場になって考えるとほぼ同じと考えられます。
相手の立場になって考えるという能力は
、かなり大切な能力になります。
相手の立場になって考えると出来るようになることがいくつかあります。
①相手に不快感を与えない
②相手が求めていることがわかるようになる
他にもあるとは思いますが、この2点は必ずあります。
まず①の、相手に不快感を与えないです。
これ言ったら相手は傷つくだろうな、嫌な気分になるだろうな、と考えるようになります。
相手の立場になって考えられない人は、さらっとこのような言葉を言ってしまうことがあります。
その事がきっかけになり、関係が悪くなってしまったりします。
あるいは悪い印象を持たれてしまうなどですね。
こちらは悪い面を無くせる、というものです。
対して、②の相手が求めている物事がわかるようになるです。
不快感を与えないことも当然大切ですが、相手が求めている物事が分かると他の人よりリード出来ます。
例えば、友達がイライラしていたとします。
とにかく愚痴を聞いてもらいたい人もいれば、1人にしてほしい人もいるのではと思います。
このような時には、相手の立場になって考え、どちらが良いかを判断する必要があります。
プレゼントを渡すときも、完全に相手の立場になって考えますよね。
自分だけの好みの物を渡しても喜んでくれない可能性があります。
これらの力がある人は、人間関係が上手くいきやすいです。
相手が求めていないもの、求めているものが分かるようになるので当然ですね。
なので、相手の立場になって考える能力をつけましょう。
では、どうすればその能力を手に入れられるのかですね。
まず必ず意識しなければいけないことは、
「相手の話をよく聞く、相手の様子をよく見る」
これらが必要です。
主観もあるかもしれませんが、相手の立場になれない人は、話を聞いていない人が多いです。
話をあまり聞いていないので、相手が何を考えたり、求めているのかが分からなくなってしまいます。
性格もあるので、ついつい自分の話をしたくなってしまうかもしれませんが、そこは我慢が必要です。
なかなか慣れていない人は、すぐに
「でも、だけど、」
等の言葉で会話を止めてしまいます。
「話は最後まで聞け」
と言われますが、案外大切だったりしますね。
口を挟みたくても、耐えて耐えて話を聞くことが大切です。
まとめとしては、
なぜ相手の立場で考える事が大切であるかというと、
①相手に不快感を与えない
②相手の求めている物事が分かる
そして、その力をつけるためには、
とにかく人の話を最後までよく聞く
となります。
子どもも大人も誰でも必要な力になるので是非つけておきましょう。
今回は、相手の立場になって物事を考えるということについて書きました。