AIに仕事を奪われるのか
今回は文系の仕事はAIに淘汰されてしまうのか、ということについて書いていきます。
近頃、AIによって人間の仕事の多くは無くなってしまうというニュースを聞いたことがある方も多いと思います。
個人的な意見としては、
「AIによって仕事が無くなるが、同時に新しい仕事も増えるはずです。AIに出来ることはAIに任せて、人間しか出来ない事をもっと出来るようになる。」
このように考えています。
深く見ていきましょう。
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まず、理系の人間よりも文系の人間の仕事が無くなってしまうと言われています。
そもそも理系と文系を分けていること自体が世界を見ても珍しいようです。
私自身もそうですが、日本だけでここまで育ってきていることもあるので当たり前だと思っていました。
皆さんも体験した方は多いはずですが、高校の2、3年生あたりで文理選択をしたと思います。
当時も思っていましたし、現在でも思いますが、仕事について大雑把なイメージしかついていない高校生にいきなり決断をさせるのはどうなのかと思います。
教師の中には、
「数学が苦手だから文系、のように得意不得意で決めるものじゃない」
と言っていた覚えがあります。
仕事に対して漠然としたイメージしか無いのであれば、得意不得意が大きな判断材料になるのは当たり前でしょう。
ここで文理の選択をすることによって、仕事の幅がいきなり狭まります。
また文理選択をすると、文系であれば数学から離れて、理系であれば国語から離れます。
そのブランクによって、元々は出来ていたはずなのに苦手意識が芽生えてしまうこともあるようです。
もちろん選択をすることによって専門性を高めることは出来ますが、選択肢を大きく削るほどの対価は得られないと思います。
そしてその文理選択をしてきた結果、文系はAIに職を奪われやすいらしいのです。
事務、販売、接客は文系が主に担っていて、それらが無くなるそうです。
それに加え現在も新卒一括採用が主流でありますが、徐々に通年採用が増え育ててくれる企業が減ってしまうらしく、これも文系にとって痛手とのことです。
しかし冷静に考えて、AIが出来ることを人間がやるっておかしい話ですよね。
トラクターがあるのに畑仕事を全て手作業でやるようなものですから、AIに仕事を任せるのは当然です。
加えて雇用が無くなると同時にAIなどによって新たな雇用が産まれたりなど、今までは無かった雇用が発生します。
つまり、新しい価値の提供が可能となります。
これは良くないことなのでしょうか…?
とはいえ価値を産み出せない人間は仕事が無くなる可能性もあります。
自分には、誰に対してどのような事が出来るのかを考える事が大切なのではないでしょうか。
そのような事を考えられれば文系だろうと生き残れますし、逆に理系であっても考えられないのであれば危ういかもしれません。
ということで、今回は文系の仕事はAIに淘汰されてしまうのかについて書きました。
コメント等お待ちしています。