本に囲まれると学力が伸びるのか。
今回は幼児教育において、
「家にある本の量と学力は比例するのではないか」
という話です。
私の見解は、
「本の量が増えると学力が伸びるという因果関係はないと思います。しかし、本を読むことによって生まれる良い効果もあります。」
このような感じですね。
詳しく見ていきたいと思います。
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今回NewsPicksさんに挙げられていた記事はこちらになります。
https://newspicks.com/news/3925235
この記事に対する私のコメントがこちら。
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幼児教育において重要なことは、自主性を重んじることですね。
その為に、子どもが様々なことに触れられる環境もあると更に良いです。
本を読むことを強制するのではなく、いつでも読めるように本がある状態をつくるなどですね。
本の数が多い方が学力が高いというのは、相関関係であり、因果関係とまではいかない気がします。
極端な事を言えば家が大きいほど子どもの学力は上がると同じことだと思います。
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幼児教育にとって、自主性というものはどの本や記事でも言われるくらいに大切です。
自主性という言葉を言い換えれば、興味という表し方も出来ます。
つまり、子どもの興味に任せて育てていくということになります。
でも興味があるものだけ取り組ませていると、勉強しなくなってしまうのでは…
と考えてしまうかもしれません。
しかし、それはあまり大きな問題ではないです。
もし夢があり、それは偏差値が高い高校、大学に入学しないと実現しないものであれば、本気で勉強に取り組むはずです。
他にも、もし野球選手になりたいという夢を持っていたとします。
学校にもよるかもしれませんが、赤点を取ったら部活に参加出来なくなるというルールを設けている学校は少なくないと思います。
赤点を取ったら部活が出来なくなってしまうので、勉強しますよね。
このように、何かと学校での勉強がどこかで必要になることは多いです。
逆に何も目的もなくただ勉強というと、気も乗らないですし、勉強が得意でなければなおさら気は落ちてしまいます。
自主的に行動すると、意思決定をしたのは本人になるので、責任感も出て良いです。
そしてその自主性を育む上で大切なことは環境をつくることです。
例えば、将棋を知らなかったら棋士になろうという考えすら浮かばないですよね。
本を読む、という行動も家に本があってこそ成り立つものです。
その環境を整えることが親や大人がやらなければいけないことです。
そして、その興味を持ったことに取り組んでいる姿を見守っていく事が大切です。
また、本の数があれば学力が上がるという記事でしたが、ここについてはどうなのかなと思ってしまいます。
もしそうであれば、補助金の一部で各家庭に本を渡すというような政策で学力が向上します。
このように考えると、あまり効果が無さそうではと気づくと思います。
個人的な推測では、
家に本が何冊かある→親などが本を読む習慣を持っている→本を読む習慣持っている親は比較的学力が高め→その親から生まれた子どもだから学力が高めになる
こちらの方がそれっぽいのではないかと…
または、親に本を読む程度の余裕があるというのもポイントになるかもしれません。
つまり、本を読むと学力が向上するわけではなく、本を読むことが元々の習慣となっている家庭は余裕もあるのではないでしょうか。
比例の関係にあると相関関係になりますが、因果関係になるとは限りません。
因果関係とは、
筋トレをする→筋肉がつく
などですね。
筋肉がつく→筋トレする
だと順序がおかしいですよね。
相関関係と因果関係には注意しましょう。
まだ、個人的な推論なので、意見などありましたらお聞かせ願いたいです。
また、読書によって考えの豊かさや、文章を考えながら読む力はつきやすいので、読書はするべきですね。
今回は本を読むと学力が上がるのかというお話から、幼児教育について書きました。
とにかく、自主性を大切にしましょう。