ロゴノユメのブログ

NewsPicksなどに挙げられていたニュースから教育分野を中心に記事を作成しています。

知る事 考える事 どちらが大切?

今回は知る事と考える事どちらが大切なのかというお話です。

自分の考えを最初に述べておくと、

「どちらも大切であるが、様々な事を薄くは知っており、考える能力に長けている」

という人は現在、あるいは近い将来までは優位に立つことが出来るのではと思います。

勉強などにも例えながら掘り下げていきます。

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まず今回取り上げたのはNewsPicksの方に挙げられていたこの記事です。

https://newspicks.com/news/3907161

東大の教授が知っていることと、考えることのどちらが大切なのかを教えるというテーマになっています。

この記事に対して以下の通りにコメントをしました。



知っているからこそ考えられるので、まず知ることも大切でしょう。
しかし、インターネットなどが発達し様々なことが調べられる現在では知識の価値は昔より薄れているようにも思われます。
単純な知識量はAIなどのコンピュータには敵いません。
そこで、知識と知識を掛け合わせて「考える」という分野においては人間の方が優れているはずなので、考える能力を持っている人は優位に立てることもあるのではないでしょうか。
そういった意味では「考える」力の方が大切なのかもしれません。
ただ、最低限の知識は知っておいた方が良いですし、知ろうとする意欲も大切だと感じます。

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考える事をする前に、知っていないと考えることって出来ないですよね。

例えば、高校で私立文系に進学すると決めているのに理系科目などの受験しない科目って勉強する必要があるのか、などの話は聞いたり体験したことがあると思います。

これも受験でその時学習している科目の知識を使わない、あるいは有効に利用できないということを「知っている」から考えることが出来ますよね。

日本史と世界史両方の授業があるから受験でも両方使うのだろうと思っている生徒さんも見たことはあります。

このように知っているからこそ、その行動に意味があるのか無いのかなどを考えることも出来ます。

なので、知っているということは考える上での前提となります。

そして、この知っているというのはボヤッと知っていれば良いです。

ボヤッがどのくらいというと、インターネットで詳しく知りたいときに検索出来るくらいに知っていれば問題はありません。

ニュース記事も、ざっとタイトルなどを見ておくと良いです。

そして、詳細を知りたくなったときにある程度の検索ワードが頭のなかにあれば検索できますよね。

大袈裟に言ってしまえば、そのニュース記事などに検索をしてたどり着くことが出来るのであれば、詳細をいつでも知ることが出来るので、詳細まで知っている事と同じになります。

とにかく広く浅く知っておくことが大切です。

ニュースであればLINEニュース、スマートニュースなど様々なアプリがあるので、タイトルだけでも目を通しておきましょう。

そして検索能力がついてしまえば、詳細をさらに知る能力がつくので、元々勉強などをして詳しくなっている人達との差が縮まります。

そうすると、差をつけるためにはその知識を使って何を考えられるのか、という事が大切になります。

また、今後はAIもより広がって来ることが予想されるなかで、知識やデータに関しては人間は敵いません。

我々はメモリーに限りがありますが、コンピュータにはほぼ無限と言えるほどの容量があります。

ですが、AIは知識やデータを掛け合わせて考えを生むという事は苦手です。

逆に、この領域は奪われないのであれば、そこに価値が生まれるはずです。

今話題のコンサルなどはこれに当てはまると思います。

かといって、誰でもコンサル出来るかというとそうではないので、子どもの頃からそのような思考の練習をしておくと良いです。

ディベートも思考の練習となりますが、今の学校教育では難しいように思われます。

どうすれば思考力が伸びるのかを検索すれば見つけられるかもしれないので、検索してみてください。

私もその内書いてみたいと思います。

皆さんも考えてみましょう。